健康情報の利活用に関する論文がSchool Healthに掲載されました
井出助教による論文が2020年4月20日、School Healthに掲載されました。
本稿では、本邦7自治体49中学校の保護者(4,081名, 回答率67.3%)を対象として、質問紙調査を行いました。学校健診情報を要約した資料の提供が、保護者の子どもの健康に対する関心および自身の健康意識、健診受診意欲の向上に寄与することが示唆されました。
なお、本研究成果は、2018年度(本学 学際融合教育研究推進センター 政策のための科学ユニット、大学院医学研究科 社会健康医学系専攻 薬剤疫学分野所属時)より継続している科学研究費助成金 若手研究「保健水準の向上を目標とする学校健診情報の利活用に向けた社会との相互理解の形成」(18K13110)に基づくものです。
<原論文情報>
論文名:The general understanding and perceptions of the practical use of school health records: A questionnaire survey of parents from seven local municipalities in Japan
著 者:Ide K, Yoshida S, Kimura T, Oita Y, Kawakami K
掲載誌:School Health
URL: https://www.shobix.co.jp/sh/tempfiles/journal/2020/103.pdf