趣旨

本講演会は、当部門外から幹細胞研究や生命・医療倫理学などに造詣の深い方を招聘し、専門的な知見の獲得や相互の意見交換を目的として開催いたします。

開催予定
開催日 演者 発表題目
 

 

 

 

過去の講演会
開催日 演者 発表題目
2024年
3月27日

イーサン・シャムシ・グーシュキ(テヘラン大学)

Ethics and integrity in developmental biology research: A framework for proposing, review and consultation
3月18日 原田 香菜(早稲田大学) ヒト胚および配偶子の取扱いに関する法状況と課題-英国との比較を手がかりとして-
3月4日 宮永 三亜(京都大学大学院) 「2つの対話」による抵抗–ハンナ・アーレントの科学技術論
2023年
2月24日
Brett J. Kagan(Cortical Labs Pty Ltd) Culturing intelligence: Potential applications & ethical implications of biological neurons embodied in simulated worlds
2月22日 野家 啓一(東北大学) 生命倫理講演会 『西田幾多郎の生命論』
1月25日 香西 豊子(佛教大学) 日本における人体の医学利用 – 歴史と現状 –
2022年
12月8日

ジュリアン サヴァレスキュ(シンガポール国立大学)
クリストファー ギンジェル(メルボルン大学 / Murdoch Children’s Research Institute) 

Expected harm: a translational pathway for reproductive genome editing
The ethics of polygenic genome editing
12月5日 Megan Munsie (University of Melbourne / Murdoch Children’s Research Institute (MCRI)) Modelling early human development using stem cells: exploring regulatory considerations and anticipating societal response
6月22日 由井秀樹(山梨大学大学院総合研究部医学域) 日本の文脈における胎児組織研究の争点
3月2日 濱田啓義(医療法人財団今井会足立病院) 人工妊娠中絶診療の実際-胎児組織の研究利用に関する研究会-
2021年
12月6日
西平直(京都大学大学院教育学研究科) 華厳思想における「事事無礎(じじむげ)」の知恵-井筒俊彦を介して西田哲学を読む-
10月5日 東島仁(千葉大学大学院国際学術研究院) これからの研究のために:研究への患者・市民参画ってなんだろう
9月13日 和田濵裕之(CiRA国際広報室) CiRA国際広報室における科学コミュニケーションの実践
6月17日 志田あやか(ケント大学 歴史学科 サイエンスコミュニケーション専攻 修士課程 / 前・CiRA国際広報室 サイエンスコミュニケーター) 英国・サイエンスコミュニケーション修士課程を振り返って
4月6日 Fuchou Tang (Peking University) シングルセル・ゲノミクス・アプローチによるヒトの発生・疾患メカニズムの解析
2020年
11月20日
長岡徹郎(京都大学) 西田哲学から考える「生命」の深さ
10月27日 戸谷洋志(大阪大学国際共創大学院学位プログラム推進機構) ハンス・ヨナスの未来倫理学
1月23日 Jon F. Merz(the University of Pennsylvania) Waivers of informed consent for research: a legal and historical review and consideration of emerging practice
2019年
1月17日
長岡徹郎(京都大学) 西田哲学における生命論
12月6日 荒川裕司(CiRA) 再生医療等製品における条件・期限付き承認制度の背景と運用について
7月30日 森芳周(阪南大学) 死亡胎児の研究利用に関する倫理的課題の規制のあり方
6月10日 ジョナサン・キメルマン(マギル大学) Risk, benefit, and ethics in early phase trials of novel therapies
5月27日 笹井雅夫(大阪大学) 自由診療下で提供される細胞治療の現状と課題
5月27日 井上郁(京都府立医科大学) 再生医療等安全確保法の実行性と展望
4月19日 グレッグ・ボグナー(ストックホルム大学)

If it looks like a sheep, then it’s a sheep: Sources of confusion in bioethical arguments

2018年
12月14日
アーサー・カプラン(ニューヨーク大学 ランゴーン医療センター医療倫理部門)

The ethics of compassionate use and the ‘right’ to try unapproved drugs / コンパッショネート・ユースと試す‘権利’に関する倫理

10月31日 楠瀬まゆみ(理化学研究所) EU一般保護規制の現状と課題~GDPR英米調査報告~
7月4日 木村利人(早稲田大学/Georgetown University) ヒトを対象とする生命医科学研究の倫理ガイドラインーそのルーツとBioethicsの国際的展開ー
6月1日 田代志門(国立がん研究センター) 臨床研究法と再生医療
5月25日 島薗洋介(大阪大学) 臓器移植の倫理―医療人類学的な視点から