井出助教の共同研究成果がFrontiers in Psychiatryに掲載されました
井出助教による論文が2020年7月22日、Frontiers in Psychiatryに掲載されました。
本稿では、「こころとからだの質問票」としてうつ病性障害の診断補助に用いられるPatient Health Questionnaire-9 (PHQ-9)のスコアに関して、項目反応のパターンが成人において年代を問わず類似していることを示しました。この結果は、2011年から2016年の間に米国において行われたNational Health and Nutrition Examination Survey(NHANES)の参加者17,274名のデータを解析することで得られました。
なお、本研究成果は臨床研究方法論の観点から参画した共同研究に基づくものです。
<原論文情報>
論文名:Age-related changes in item responses to the Patient Health Questionnaire-9: Evidence from the National Health and Nutrition Examination Survey
掲載誌:Frontiers in Psychiatry
著 者:Tomitaka S, Kawasaki Y, Ide K, Akutagawa M, Ono Y, Furukawa TA.
DOI:https://doi.org/10.3389/fpsyt.2020.00723