【開催報告】年次報告会を開催しました

2019年2月2日(土)に2018年度上廣倫理研究部門年次報告会「私たちの細胞を使う研究とルール」(共催:京都大学総合博物館)を開催しました。

前半では、藤田教授から開催の挨拶、当部門の概要と研究報告者の紹介を行い、その後、当部門員4名から指針策定が決まった2つの技術に関して研究報告を行いました。

まず、「ヒト受精胚に対するゲノム編集技術」について、鈴木研究員より「倫理的課題と規制」、赤塚研究員より「意識調査計画の紹介」をテーマに発表を行いました。

次に、「動物性集合胚研究」について、澤井助教より「倫理的課題と規制」、八田助教より「意識調査の結果」をテーマに発表を行いました。

後半では、参加者からの質問を元にパネルディスカッション(進行:三成准教授)を行いました。ご参加いただいた方々からは「意識調査に参加してみたい」「懸念している動物のヒト化はSFの世界の話ではないことが分かった」などの感想をいただき、iPS細胞研究の倫理について一般の方にふれていただく機会になりました。

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報告の様子

パネルディスカッションの様子

 

スタッフ集合写真